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2025.09.07.

まっちゃん部長日記①OB激励式「感謝と規律、そして必勝の決意」

 日本体育大学ラグビー部OB会による「シーズン激励式」が土曜の9月6日、日体大の横浜・健志台キャンパスのラグビーグラウンドで開催された。炎天下の午前10時過ぎ、練習に先立ち、日体ラグビーのネクタイ姿の村中宏行会長が、ジャージ姿の大野莉駒キャプテンにシーズン激励金が渡された。

 残暑厳しく、周りの木々からセミの鳴き声が流れてくる。いよいよ勝負のシーズンが始まる。村中会長は学生の夏合宿の労をねぎらった上で、「(大学)選手権出場に向けて、最後まであきらめないでがんばってほしい。とくに4年生、大学最後のシーズンだから、チームを引っ張ってがんばってください」と檄を飛ばした。

 大野キャプテンは、「激励のお言葉、ありがとうございます」と声を張り上げた。

 

 「OBのご期待にも応えるよう、しっかり大学選手権に向けて、練習でチームひとつとなって、試合に勝っていきたい。また、グラウンド外でも、感謝と規律を忘れず、がんばっていきます」

 

 激励式の冒頭、僕は部長として、「感謝と規律」を学生にお願いした。

 

 OBの方々、保護者、ファン、いろんな人たちから、日体大ラグビー部はご支援をいただいている。ラグビー部の合宿所は大規模なリノベーションを終え、驚くほど、キレイになった。OB、保護者のご寄付や新しいスポンサーのご支援のお陰で、新しい二段ベッド、シングルベッドが合宿所に搬入された。グラウンドには、新しいスクラムマシンも設置された。スポンサーのサポートで、大量のプロテインが全部員に無償提供されることにもなった。環境は確実に改善されつつある。とても、ありがたいことなのだ。

 

 だから、学生たちは感謝を忘れず、ひたすらラグビーに没頭しよう。あいさつ、そうじ、ディシプリン(規律)を大事にしよう。試合中の低いタックルと同じである。グラウンドでも、グラウンド外でも、規律なきチームはヨワイのだ。

 

 なお、今シーズンは9月13日、札幌・月寒屋外競技場(ラグビー場)にて、日体大対早稲田で開幕する。

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