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2025.11.19.

ラグビー教室開催!

●熱気溢れる早朝の健志台
11/15秋晴れの早朝、日体大健志台グラウンドに、元気いっぱいの小中学生の声が響き渡った。今回のラグビー教室は、日体大ラグビー部とスポンサーである株式会社フィットラボ様との開催である。グリーンクラブと大和ラグビースクールのスクール生を招いて行われた。グリーンクラブは、日頃から毎週日曜日に健志台グラウンドでラグビーを楽しんでおり、今回も朝早くから熱気あふれる一日となった。

 

●中学生の交流試合と現役からの講評
 ラグビー教室の前に、両スクールの中学生による交流試合が行われ、試合終了後には、大野莉駒主将(4年)を中心に先週の筑波大学戦に出場していたメンバーが各ポジションに別れて講評。現役大学ラグビー部員からの具体的なアドバイスは、中学生たちにとって大きな学びとなったに違いない。

 日体大ラグビー部には、スクールOBもいる。現在、グリーンクラブOBの池上藍士選手(1年)、大和ラグビースクールOBの秋好優輝選手(3年)、大竹智也コーチが在籍しており、この繋がりがイベントの支えとなった。
トークショーでは、現在リーグワンDivision 3のセコムラガッツGMである山賀敦之さん、日体大でコーチを務める網野正大さん、学生の真鍋二郎選手(1年)、野田大耀選手(2年)が登壇。「スクラムの歴史」をテーマに語り、専門的な内容ながらも終始笑いの絶えない和やかな雰囲気で、スクール生も楽しんだ。続いてスポンサーの株式会社フィットラボの木村侑頼さんより自社製品のフィットスタイルウォーターの紹介と無料配布でイベントを盛り上げた。

 

●ラグビー教室では、日体大ラグビー部の学生がラグビーの楽しさや基礎を学べる様々なメニューを考案し、手繋ぎ鬼ごっこ、ボールつなぎ、ラグビーおいかけっこ、ラグビードリブル、リレー、ラインアウト体験など、盛りだくさんの内容であった。特に学年別の指導では、日体大ラグビー部の学生たちの成長が光った。

 

• 幼児〜小学2年の部: 片山翼・悠希兄弟(4年)、吉田伊吹選手(4年)が目立った。彼らは子どもたちとのコミュニケーションに長けており、教育実習で経験したことを活かして指導をしていた。

• 小学3・4・5・6年の部: 中学年と高学年はミニゲームを行い、日体大ラグビー部の学生からいろいろなアドバイスを受けた。特に五味侑也選手(3年)は、女子スクール生に対して優しく丁寧にラグビーの楽しさを伝えていた。

 

 日体大ラグビー部の学生たちは、教えることの難しさを痛感するとともに、人に伝えることの重要性を学び、将来教員を目指す者にとって非常に良い勉強の機会となったであろう。スクール生たちには、日体大ラグビー部の「お兄さん」たちから教わった多くのことを、これからのラグビー人生の大きな糧にしてもらいたい。そして、いつの日か、この健志台でプレーできるよう、日体大の門を叩くことを心待ちにしている。

〈文:3年久木田拡光、写真:株式会社フィットラボ佐藤匠さん〉

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